憧れだった人との曖昧な関係

世の中には沢山の出会いがあります。
中でも人生に大きく影響するのが異性との出会いだと思います。
赤の他人と出会い、その人と家族になるというのは考えてみるとすごく不思議なことです。
でも結婚したからといって、異性との出会いがなくなるわけではありません。
ずっと家にこもっているわけではない限り、買い物に行った時や犬の散歩をしている時、働きに出ているときなど既婚者でも山のように出会いがあるということです。
私の場合も結婚してから専業主婦として10年やってきましたが、数年前からパートを始めました。
専業主婦の時には、男性との出会いは友達の旦那さんやよく行くお店の店長さんくらいしかなかったんです。
でも接客業を選んだこともあって、毎日沢山の人と話す機会が増え、地元に近いということもあり学生時代の同級生とも再会しました。
10年ぶりに会った同級生とはその場で番号を交換して、またゆっくりご飯でもという話になりました。
そのまま一ヶ月くらい過ぎて、夜その同級生から電話が掛かってきました。
地元で同級生や先輩数人で飲んでいるんだけど、少し出て来れない?という誘いでした。

参考:http://monsieur-shige.com/archives/27


旦那に子どもを預けて、ちょっとだけ参加することにしました。
するとその集まりには、昔憧れていた先輩がいたんです。
そういえば私の同級生は先輩と同じ部活だったなーなんて思っていたら、先輩が話しかけてきてくれたんです。
遠くから見ているだけの存在だったので、私のことを知ってくれていたわけではないけど、話していると色んな共通点が見つかってとても盛り上がりました。
連絡先を交換し、その日は早めに帰宅しました。
でもその日から毎日先輩とメールをする生活が始まりました。
時間があれば私のパート先に買い物に来てくれたり、パートが終わってから待ち合わせをしてカフェに行ったり…。
友達と呼ぶには少し違うような、既婚者の私は二度と味わうことはないと思っていたドキドキする日々が続きました。
きっとどちらかが一線を越える決心をしたなら、私たちは不倫関係になると思います。
でもお互いに冗談っぽく言ったり誤魔化したりしながら、半年経った今でも曖昧な関係を続けています。
でもこの曖昧な関係が今の私にはちょうどいい気がして、楽しい毎日を送っています。

 

 

未来はSFだったりして

某銀行がAIで人の将来性? を査定しているというネット記事を読んだ。昔、そういうSFショートショートがあったな。現在の状況(通っている学校や成績など)から将来どこまで出世するのかを算出するという。


もちろんこれはそんなのじゃなくて、要するに現状でどれくらい融資出来るのかを計算するエキスパートシステムだ。AIなんてもんじゃない。何でもかんでもAIと言えばいいと思っているんだろうな。


でも確かに、銀行がその人にどれだけ融資出来るか、というのは現在の状況から計算出来る。所有資産や土地、保証人になりそうな親類、あるいはご本人が務めている会社やそこでの地位、給料なんかは融資額決定に必要な条件だ。


つまりこれ、ちょっと前に噂になった「銀行が大量の内勤社員をリストラする」という原因になったAIなんだよ。逆に言えば、リストラされる社員はこの程度のシステムにとって替わられる程度の仕事しかしてなかったと。

 
もちろん話はそう簡単ではない。数字だけでは社会が動かないのと一緒で、現在の状況だけでは将来は判らない。会社が倒産するかもしれないし、親が認知症になるかもしれない。持っている土地で土砂崩れが起きたり津波が襲ってきたりするかもしれない。

 


だが、そういう条件ってビッグデータを使ってどんどん詰めていくと、かなり詳細に分析出来てしまうものなのだ。入力された数字が正しければだけど。そう、本当の問題は人間は嘘をつくということだ。

 


意識してだけではない。つい希望的観測で応えてしまったり、いいかげんな数字を入れたり、あるいは単に間違えたりする。もしそう思い込んでしまっていたら嘘発見器にもかからない。

 


だがそれもまた、AIによって修正出来るんだよなあ。統計的な手法を用いてマスで計れば驚くほど正しい数字が出てくる。個々の例では間違っていたとしても、全体的にみればつじつまがあっていたりして。

 


そして銀行というか組織はそれで十分なのだ。誰かが損して誰かが得しても、平均すれば正しい。それを是正するのが人間の担当者だったんだが、AIになってしまったらそれもなくなるな。

 


未来はSFだったりして。

彼女へのサプライズでホテルに

私には、つきあって三年の彼女がいます。たまにラーメンめぐりをしたり、近場に旅行に行ったりしていますが、基本は家でゲームをしたり、映画を見たり、特に何もせずボーっとしていたりするのがメインになりつつあります。それに慣れてきてしまっているので、彼女も特に何か文句を言ってきたりはしないのですが、たまにはちょっとしたサプライズでもしたいなーと思っていました。


その日もいつもの如く、クーポンサイトを眺めていました。彼女はクーポンの類が好きで、私がいいものを見つけてくると喜んでくれるので、クーポンサイトを眺めるのは日課になりつつあります。そんな中、これは、というクーポンを見つけました。高級で手が出ないといつも諦めていたホテルの宿泊料が半額というものでした。しかもそのホテルの20階より上の部屋に泊まれるというのです。


これは願ったりかなったりと、彼女に内緒でそのクーポンを二人分購入しました。ホテルを予約する前に、彼女のスケジュールを慎重に確認します。折角予約したのに、彼女の都合が悪ければ何の意味もないのですから。風邪を引いてしまったとか、身内の不幸とか、それらの急用ができないことを、当日までただ祈るばかりです。

 そして当日、ちょっと着替え持って出かけようかと彼女を誘い出しました。我ながら不自然にも程がある誘い方でした。着替え持って、って、明らかに泊まりという事はバレてしまうわけですから。案の定、不審そうな顔をしながらも、着替えを用意して彼女は私の車に乗り込みました。車で約一時間、目的のホテルに到着しました。ホテルを見て、彼女は黙り込んでしまいました。

 彼女の手を引いて、ロビーまで行き、チェックインを済ませて、部屋に入るまで、彼女は無言でした。どうやら高級そうなホテルだった為、緊張してしまっていたようです。部屋に入るやいなや、その喜びようは私を癒やしてくれたのです。そして部屋で夜景を見ながら食事をするなど、二人だけの時間をゆっくりと楽しみました。とてもいい思い出となったのです。